フレッド・アステアとは

アステアと、最も合うソングライターは誰なのか

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※超個人的な見解であることを、あらかじめお断りさせていただきます

アステアは、多くのソングライターから楽曲を提供された。(アステア作品に曲を書くとヒットするので、ソングライターたちは喜んで書いた)
代表的なソングライターを挙げると、

(作詞のみ、作曲のみのライターも含みます)
アーヴィング・バーリン
コール・ポーター
ジョージ・ガーシュイン アイラ・ガーシュイン
ジェローム・カーン
ジョニー・マーサー
ハワード・デューツ
アーサー・シュワルツ
コン・コンラッド
ハーヴ・マディソン
ハリー・ウォーレン

などがいる。

では、誰が、アステアと最も「合う」作家だったのだろう?
役者と脚本家に相性があるように、監督とキャメラマンに相性があるように、ダンスパフォーマーとソングライターにも相性はあるのだろうと思うのだ。

これは、私の完全に個人的な感触だが、アステアと最も合ったソングライターは、アーヴィング・バーリンではないかと言いたい。
根拠は、非常に言いにくいが、私の好きなアステアの曲を、「誰が書いてるの?」と見てみると、バーリンであることがほとんどなのである。(ホントに超個人的でごめんなさい)

ちなみに、私は「バーリンが好き」と思ったことは、一度も無い。実際に、アステアのための曲以外に、バーリンが何を書いているのかなど、ほとんど興味は無いようなものだ。その私が言うのだから、きっと彼は「抜群にアステアに合う」のだろう、という論法である。
ついでに、恥ずかしい告白をするが、実を言うと、私は音楽というものが分からない人間なのである。つまり、「アステア抜きの音楽」とうものは、私の人生には、基本的に存在しないのだ。私には「こういう傾向の曲が好きだ」というのは、概念からして無いのである。だから、「お前がバーリン好きなだけだろ!」というご意見は、にわかには承服いたしかねるのである。
このような、音楽に不自由な頭の奴(私です)の胸のうちで、頭一つ飛びぬけているのが、バーリンなのである。アステアに適している、ということ以外で、私がバーリンを評価できるわけが無いのだ。
ゆえに、アステアに最も合うのは、バーリンである!
と、宣言してしまう。
しかし、アステアファン一人ひとりの思いの中には、それぞれに「最高のソングライター」がいることだろう。「最高のソングライター」が、複数いる方も、きっとおられるはず。

アーヴィング・バーリンさん、ありがとうございます。あなたのおかげで、音楽に不自由な私の人生、とっても豊かであります

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