これは一体?
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The Fred Astaire and Ginger Rogers Murder Case
タイトルを和訳するなら、「アステア&ロジャース殺人事件」(本邦未訳)。
もちろんフィクションだが、こういうのは勝手に書いてよいものなのか? 確かにちょっと面白いけど。(セコハンで安く出たら買っちゃおうと思います)
著者:ジョージ・バクストは、ほかにも「ハンフリー・ボガート殺人事件」「マレーネ・ディートリッヒ殺人事件」「グレタ・ガルボ殺人事件」「アルフレッド・ヒッチコック殺人事件」など、この手の作品をシリーズで書いているらしい。シリーズの主人公は、ハリウッドの私立探偵ジェイコブ・シンガー。どんなタイプの探偵なのかは、情報が足らず、不明。
内容は、アメリカに公演に来たロシアのバレエ団が、ロシア共産党から、何らかの指示を受けたスパイ活動をする可能性があり、CIAが、TVの特番で共演することになったアステアとジンジャーに「彼らをスパイしてくれ」と依頼する、というもの。(おお、ぞくぞくするじゃないか)
タイトルに「殺人事件」とあるが、殺されるのは、ジンジャーの精神分析医。アステアもジンジャーも死なないので、安心して読める。(しかし、二人が犯人で無い保証は無い!)
まだ読んでないのですが、推測で「日本の二時間ドラマのラテ欄風サブタイトル」をつけてみるなら……
ロサンゼルスの夜に、二つの国のダンサーが死の舞踏を躍らん哉! 渦巻く陰謀、火花散る情報合戦、最も複雑なステップを踏むのはKGPか、CIAか、それともアステア&ロジャースか。国家レベルの争いに巻き込まれた奇跡のダンスチームはそのとき……!!
……みたいな感じではないかと??
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