アステア関連人名事典

ウォルター・ブレナン Walter Brennan

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アメリカの俳優。(1894.7.25~1974.9.21 米マサチューセッツ州生)

味のある脇役として人気のある俳優である。1936年から1940年の間に、アカデミー助演男優賞を3回も受賞している。

映画・TVをあわせると、200本以上の作品に出ているので、役者一筋の人生かと思いきや、若い頃は銀行に勤めたり、農園でパイナップルを作ったりと、様々な職業を経験している。映画の仕事は、不動産投資に失敗して財産を失い、食うために始めたスタントマンの仕事が最初だった。

ブレナンは、独特のしゃがれ声で、それが、頑固な老人役などを演じるときに良い味になったが、元々はしゃがれ声ではなく、第一次大戦中の軍隊経験の中で、毒ガスによって声帯を痛めたためと言われる。

ブレナンは、政治への感心が高く、ロナルド・レーガンが知事に立候補した際には、熱心な応援者となった。

アステアとの共演は、映画では「カッスル夫妻」のみ。TV映画の、「ザ・オーバー・ザ・ヒル・ギャング・ライズ・アゲイン」でも共演している。

「カッスル夫妻」は、1939年に公開されているので、上記の、ブレナンがアカデミー助演男優賞をホイホイと取っていた時期の撮影だったわけである。「カッスル夫妻」は、超一流のバイプレーヤーを投入した作品だったのだ。

アステアの証言によれば、多くの作品に同時進行で出演していたブレナンは、脚本を読まずにカンペを見ながら台詞を言う習慣があったらしい。本来ならば、あまり感心できない習慣と言うべきだろうが、アステアは
「あれだけ多忙ならば当然」
という見解だったようだ。

代表作

「ヨーク軍曹」
「リオ・ブラボー」

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