●1958年5月6日放送(KCOPテレビ)
キャスト
- オスカー・レヴァント
- フレッド・アステア
- ジューン・レヴァント
オスカー・レヴァント・ショーとは
メインMCオスカー・レヴァント、サブMCジューン・レヴァント(オスカーの妻)の音楽バラエティ。1958~1960年にかけて放送された。アステアは、そのうちの一回にゲストとして出演している。
ゲストを迎え、その人と話しながらピアノを演奏し、歌うという内容。音楽に、かなりたっぷりと時間が使われている。
番組内で歌われたアステア・ナンバー
※ちゃんと歌ったものだけ記載します
- They Can't Take That Away from Me
- Lady Be Good
- Change Partners
- I Won't Dance
- Isn't This a Lovely Day?
- A Fine Romance
- S Wonderful
- A Foggy Day
その他情報
- アステアは、単独ゲストでほぼ出ずっぱり
- フレッド、9曲歌いまくりである
- フレッドのピアノ演奏も聞ける
- 老眼鏡フレッドを拝める
- アステアのダンスらしいダンスは無し。ちょっとリズムを刻む程度である
- でも、オスカーのダンスはある!(おかしなダンスだけど)
- アステアとオスカーはどんな温度感の付き合いだったのか知らないが、二人のやり取りは非常に自然に見える
- オスカーはもともと精神的に脆い部分があった人で、心臓病の薬の摂取から薬物中毒にもなり、各方面に忖度無し発言をするようになっていたため、テレビに出演させるのはアブナイ人物になっていた。そのため、KCOPテレビは対応に苦慮したという
- この番組の情報は少なく、DVDなどももちろん存在しない。今後も出ないだろうと思う。しかし、アステア出演回の動画が存在していて、これが伝説化している(私は、まだWinXPだったころにアメリカの動画サイトにアップされているもの見たのが初見。今はYoutubeで見られる)。ファンの間で言われていることは、「アステアが自分用に録画テープを欲しがり、そのためにアステア回だけスタッフが保存用テープを作った。それにより、アステア回だけが後世に残った」というもの。おかげで、アステアファンはレヴァントファンに感謝されることがある
- アステア曰く、この番組は、「もっとも楽しかった経験の一つ」
スタッフ
- 制作……アル・バートン
- 監督……ルーサー・ニュービー