アステア・タイム ASTAIRE TIME

●1960年9月28日放送

●キャスト
フレッド・アステア
バリー・チェイス
カウント・ベイシー・オーケストラ
デイヴィッド・ローズ・オーケストラ
アート・ギルモア(アナウンサー)

●ミュージカル・ナンバー
Romeo and Juliet Overture
Miss Otis Regrets
Not Now
Sweet Georgia Brown
Valse Triste
We Have To Dance
The Sheik of Araby
It’s A Wonderful World
The Blues
Thank You So Much, Mrs. Lowsborough-Goodby/Funny Face/I Love Louisa/Flying Down To Rio/I’m Putting All My Eggs In One Basket/They All Laughed/Lovely To Look At/Let’s Call The Whole Thing Off/Easter Parade/A Shine On Your Shoes
Anitra’s Shuffle

●スタッフ
演出……グレッグ・ガリソン
振付……ハーミズ・パン

●その他情報
・私は、「アステア・タイム」を長いこと音だけで聞いていた(映像は見られず、サントラしかなかったので)。そうすると、一番謎なのが「Miss Otis Regrets」である。「ミス・オーティスは、恋人を撃ち殺したので、お昼に来られなくなった」みたいな話をアステアとバリーがしていて、客席からは笑い声が起きているのだから。どんな演出をしているのかと長年思っていたが、いざ映像を見てみたら、ちょっとした表情・仕草・間合いなどで作っている「おかしみ」であって、妙な設定や道具立ては何も無かった。元々の歌詞が含んでいる非日常性というか、意外性をかなり素直に喜劇として演じているだけのものであった。見て感じるのは、喜劇役者アステアの力量である。喜劇のセンスという観点からは、申し訳ないがバリーは相当役不足と感じた。(「Miss Otis Regrets」は、メロディの美しさもあって、エラ・フィッツジェラルドあたりに歌われると、これで笑いを取れるとは思えないような曲になる)
・カウント・ベイシー・オーケストラで踊ることを、アステアはかねてから希望していた
・この番組は、エミー賞を二つ獲得している
・「ジェーンとルース」の仕掛けは、見抜けました?(私、見抜けなかった……)

※旧ブログ時代にこの記事にいただいたコメントはこちら

  • このエントリーをはてなブックマークに追加