アデール・アステアの最初の夫。イギリス貴族(デボンシャー第九公爵の次男)。アステアにとっては義兄。
アデールとキャベンディッシュの出会いは、「ファニー・フェイス」(ロンドン公演)の楽屋。アリ・カーン王子の引き合わせだった。その後、二人はパリで再会して意気投合。順調に交際を重ね、1932年に結婚式を挙げた。
アステアとは、競馬好きという共通点があった。
キャベンディッシュ夫妻の夫婦仲は良好だったようだが、結婚してまもなく、キャベンディッシュはアルコール依存症と診断された。懸命にアルコール断ちしようとしたもののうまくいかず、1944.3.23に、飲酒が原因の肝臓病で、38歳の若さで亡くなってしまった。