女優、ダンサー。(1918.10.17~1987.5.14 米NY州ブルックリン生)
ダンサーの両親の間に生まれ、12歳から舞台に立った。本名、マルガリータ・カーメン・カンシーノ。
父のエドゥアルドとおばのエリザは、アステアの巡業時代に同じ劇場に出ていたことがあり、交流があった。
リタとアステアとの共演は、「踊る結婚式」と「晴れて今宵は」の二作。
アステアは、リタと共演した際、彼女の「ダンスの勘」を高く評価している。
リタは、「ギルダ」の主演により、アメリカでは1940年代のセックスシンボルであった。
「ギルダ」で、ひじまである長い手袋を脱ぎ捨てながら歌うシーンはお色気てんこ盛りだとの伝説を映画本などで見ると、私などは「そうかねえ」と思ってしまう。(手袋しか脱がない、それでもセクシーなんだそうだ)
第二次大戦中、リタは若い兵士達のアイドルだった。広島に原爆を落とした「エノラゲイ」の操縦席には、リタのピンナップが貼ってあったという。
リタは、生涯で5回結婚している。その顔ぶれがすごい。
①エドワード・シャドソン(実業家)②オーソン・ウエルズ(俳優)③アリ・カーン(インドの大富豪)④ディック・ヘイムズ(歌手)⑤ジェームズ・ヒル(プロデューサー)
最後の夫ヒルとも、3年ほどで別れてしまった。
リタ・ヘイワースの代表作
「ギルダ」
「血と砂」