脚本家。(1915.8.8~1991.3.5 英生)
原作を手がけたものもある。別名義「サミュエル・B・ウェスト」でも活動している。単独ではなく、複数の脚本家との共作が多かった。
アステア映画では、「セカンド・コーラス」の脚本を手がけている。
イアン・マクレラン・ハンター原案・脚本の映画としては、世界でもっとも有名なものは「ローマの休日」である。しかし、すでに知られていることだが、ハンターは、実際には執筆していないといわれている。本当に「ローマ」を書いたのは、ダルトン・トランボ。当時、赤狩りに反対したために、トランボは映画界からホサれていて、友人だったハンターが、自分の名義を使わせて、トランボに執筆の仕事をまわしたのである。ちなみに、「ローマ」は原案賞でオスカーを取っているが、ハンターはどんな気持ちだったのだろうか。
【代表作】
「キャプテン・シンドバット」脚本