ザ・オーバー・ザ・ヒル・ギャング・ライズ・アゲイン The Over-the-Hill Gang Rides Again

●1970年に放送されたTV映画(ABC)
●前年に放送された「ザ・オーバー・ザ・ヒル・ギャング」の第二弾。アステアは、本作のみのゲストスター

●キャスト
ナッシュ・クロフォード……ウォルター・ブレナン
ボルチモア・キッド……フレッド・アステア
ジェイソン・フィッチ……エドガー・ブキャナン
アモス・ポーク……アンディ・ディヴァイン
ジョージ・アスク……チル・ウィルズ

●ストーリー
引退したテキサス・レインジャーのナッシュとジョージは、昔の仲間のボルチモア・キッドが、殺人の容疑でつかまって、ウェーコーで拘束されていると知った。キッドが犯罪を犯したとは信じられないナッシュたちはジェイソンもつれて、キッドを助けるためにウェーコーへ向かう。
到着すると、キッドはすでに絞首刑になったと聞かされ、墓参りまでしたが、なんと酒場で酔いつぶれているキッドを発見。キッドが言うには、自分の財布が盗まれて、それを証拠に殺人犯に仕立てられたとのこと。
仲間たちは、キッドを再出発させようと、彼を宿に連れて行き、きれいに身支度させ、保安官の仕事を見つけてきてやった。
キッドは保安官として立ち直り始めたが、彼に殺人犯のぬれ衣を着せたギャングたちが戻ってくることをナッシュが察知する。キッドは、自分が気を許していた女がギャングたちを手引きしていることを知り、再び酒におぼれる。
ギャングたちを、元レインジャーのじじい部隊で迎え撃つことにしたナッシュたちは、準備を始める。それを見たキッドは、自分も銃を抜いて戦いに加わる。
銃撃戦と頭脳戦の末に、じじい部隊はギャングたちに勝利するが、キッドは胸を撃たれて死に、今度こそ、本物のキッドの墓が立てられた……と思いきや、町を去るじじいレインジャーズの一行に、途中からキッドが合流。
新天地でやりなおすために、キッドは死んだことにして町を出てきたのだった。

●その他情報
・アステアが、「正式に」西部の男を演じたのは、本作だけ(カウボーイに扮したダンスならあったけど)
・廃人寸前の酔っ払いから、身奇麗なダンディーへの変身っぷりが、あまりにも華麗でしびれる。主役のじいさん5人組の中で、アステアが飛びぬけてオシャレである。どうやら、かぶっている白いハットが似合いすぎているためのようだ
・私は、アステアが撃たれるのを見て、キッドは死んでしまったのだと思った。作品の中で「アステアの死」に遭遇したことがあまり無いので驚いたが、最後に生きていたことがわかってリアルに安心してしまった
・ファンとしては、アステアのガンファイトが見られるのが嬉しい

●スタッフ
監督:ジョージ・マッカウアン

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