アステアの手

アステアは、手がバカでかいのだそうである。
本人が言うには、「全身像を見たときに、バランスが悪い」ほどだそうである。(言われてよく見ても、私は「そうかなあ」という感じだが)
そのために、バレエは無理だ、と思うほどでかいのだそうである。

アステア―ザ・ダンサーの日本語版訳者である武市好古氏も、握手したときの手が、思いのほか大きかったと述懐している。

「デカ手」のバランスの悪さを解消するために、アステアは手を小さく見せる必殺技を使う。
「中指と、薬指を折り、人差し指と小指を近づける」というのがそれである。
踊っている最中に、手先まで神経が行き届いていないとできないことである。……と、レスリー・キャロンがインタビューで話していました。

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